2018年03月18日
葬儀と遺産分与は別に関係がない
実はお葬式の費用というのは、遺産分配には関係ないということになっています。遺産分与がある状態であろうとも喪主が支払うものであり、相続に関する費用を理由ってやるというわけではありませんからその点はよく注意しておきましょう。
もちろん、相続人同士が納得しているのであればそれは問題がないのですが、その場合は不祝儀などを受け取った場合にきちんと全員で分けるということになるでしょう。葬儀というのは喪主が行うものであり、費用も全て喪主持ちになりますが不祝儀もしっかりと喪主のものになります。
この点を履き違えないようにしましょう。財産を多くもらったのだから、香典は私がもらうなどという人がいたりするのですがそれは関係のないことになりますので注意することです。分配と葬儀のどちらが先になるかと言いますと当然お葬式が先になりますので、その時の費用でもめることは意外とよくあったりします。
遺産分配というのは本当に難しいことになりますから、揉める要素が大きいのですが弁護士などを挟むことによって意外とスムーズに話が進むこともありますから心配することはないでしょう。お葬式にかかる費用というのはどうしても厳しいことがありますからきちんと見積もりをする必要性があります。
分与する時にはすべての財産を金額で表示するようにしてわかりやすくを開けるのがベストですが不動産などは時価にするのか、購入金額の時にするのかというのが揉める要素の一つになるでしょう。