2016年12月05日
増える独居老人と遺品整理に関して

地方における過疎化は、深刻な課題になっています。限界集落が増えているのはもちろんですが、後継者がいない世帯では墓じまいを行うケースもあると聞きます。また、子どもや孫が都会に出ていれば遺品整理を依頼する場合もあります。孤独死の問題も含めてですが、日本が抱えている課題と言えるのではないでしょうか。遺品整理業者の看板を掲げている会社もありますが、便利屋として依頼を請け負うケースもあるようです。流れとしては、依頼をしてから立ち会うのが一般的ではないでしょうか。必要な品物とそうでない品物は、家族でないと判断が付かないことがあります。相続に関する書類が出てくるケースもありますし、取捨選択は重要な判断になるはずです。
費用は決して安くはありませんが、全てが片付くと考えれば有効な案と言えるのではないでしょうか。特に粗大ゴミに関しては、自治体に処分を頼んでも料金が発生してしまいます。業者はその道のプロですので、ベストな判断をしてくれるのではないでしょうか。また、遺された品物の中には売れるものがあるのも事実です。家具や食器は買取りが可能ですし、買取りショップに持ち込むことでお金に換わります。高齢者の増加と共に業者の仕事も増えていて、新たに開業を考える若者も増えているようです。まさにビジネスチャンスと言えますが、やはり気を付けたいのは衛生面ではないでしょうか。
長年にわたって放置されている部屋も多いですし、マスクや手袋は必須アイテムになります。後継者が都会に出てしまうと、葬儀・告別式が終わると帰ってしまうことがあります。そんな時に遺品整理を頼んでおくと、後のことは全て完璧に処理をしてくれるようになっています。現代社会を如実に表したビジネスモデルだと言えますし、互いのニーズは一致した素晴らしい仕事と言えるのではないでしょうか。
[参考サイトのご紹介]
納得!葬儀関してのサイトは葬儀応援隊オフィシャルサイト
sogi-oentai.info